Battlefy使用入門-主催者編-
こんにちは、こんばんは。エクシークです。
先日に引き続き今回はBattledyの使用方法の主催者側から見た部分(の一部)をまとめようと思います。
参加者視点はこちら。
ここから長いです。今回はハースストーンの大会を開催する目線で書きますが、LoL、ロケットリーグ、OW、Battleriteなどほかのゲームの開催も可能であり、各ゲームに即した内容設定があります。その点については各自使いながら、ヘルプを読みながらで試してみてください。
1.サインアップ(アカウント作成)
Battlefyのページの左下にあるSign upからREGISTERでアカウントが作成できます。各種SNSアカウントと紐付けるか、Battle netアカウントと紐付けるか、別個のメールアドレスを使って登録します。
2. 主催団体を作る
2.1. 主催団体を作成する
アカウントを作成したら画面左上のOrganize Tournamentsに入り、左下の+New Organizationから主催団体を作成します。
主催団体の情報として、基本情報、連絡先情報、スタッフ情報を入力します。
2.2. 基本情報
基本情報には団体名、ロゴのアップロード、団体の概要の記載(Description)、ヘッダーのアップロードが含まれます。
完成したら右下の赤いNextを押します。(もちろんロボットじゃないです。)
必須事項を入力していなければ赤枠で表示してくれるので入力しましょう。
2.3. 連絡先情報
連絡先情報には、メールアドレスやWeb siteのURL、Twitterアカウント、Twitch URLなどなどを入力することができますが、何一つ入力しなくても作成は可能です。
(個別大会作成時はコンタクト先の入力が必須になるため無くても問題ない)
良ければ右下のNext
2.4. スタッフ情報
他のスタッフとなるBattlefyアカウントを登録してAdmin, Moderator, Bracket Managerの権限を付与することができます。作成者自身はOwnerが自動的に付与されます。
Admin: 団体自体の削除を除くすべての権限。他のAdminなどをキックしたりもできる。
Moderator: 団体情報などを編集することはできないが、団体名でトーナメントを作成したり編集したりできる。
Bracket Manager: 団体主催トーナメントのスコア関連のトラブル解決のみが許可される。
友人などとトーナメント団体を作成したり、運営スタッフをお願いする際に利用できます。
3. 団体情報の更新
これまで入力してきた情報はすべて後から編集できます。
まず、Organize Tournamentsに入ると作成、加入している団体名が並ぶので、作成した団体のページまで入り、左上のVeiwを押すと以下の画面になります。
このページの”アカウントを”と書かれている部分が基本情報のDescription欄になります。
編集する際は右中断の歯車マークManageを押すと入力画面になります。
団体を完全に削除するときもここからになります。
EDIT
4. ハースストーンのトーナメントを作成する。
作成した団体に入り、左下の+New Tournamentを押すと順に作成するための情報を入力することになります。オプションになるところがとても多いので、必須入力の欄を省き、これってなんだ?となる部分を主にピックアップして説明します。
4.1. タイムゾーン表示
日本から作成しているので、トーナメント作成時はJSTで表示してくれますが、最終的に完成して公開されるトーナメントの日時表示は自分のアカウント自身のタイムゾーン登録に合わせられてしまいますので、完成後の表示がPSTなどになっていた場合はアカウント自身のタイムゾーンを合わせましょう。
ここでのタイムゾーン表示がJSTであっても、公開されたあとのページを見るとPSTなどになっている可能性があります。
このあたりのページの時間表示と合わない場合はトップページの左下にあるアカウント名上矢印からSettingsに入り、タイムゾーンを修正します。
おそらく登録自体はうまくいっているのですが、自分が思った時間通りに設定出来たかの確認が取れないのでJST設定にしておくことをお勧めします。
5. OPTIONAL FIELDS欄
大会のトップページに表示するものになります。
Lobiなどと同様に前回大会のものをテンプレートとしてコピーも可能です。
ここでのヘッダー写真は大会画面のトップページに表示されるヘッダーです。
ここに出ます。
6. INFO
連絡先の詳細や、重要なルール、賞品、スケジュールなどを入力するためのフィールドがあります。入力しなくても作れます。
これらは上のスクリーンショットのRULESタブやPRIZESタブの情報になります。
7. SETTINGS
ここが結構重要です。項目は結構多いので以下の通り。
必須欄
7.1.サーバーの選択
割愛。
7.2.トーナメントのフォーマット
HSだと1vs1しかないかと思われる。
7.3. プレイヤーのデッキの登録数およびBAN有り無し
デッキ登録数はいくらでも設定できるようです。ALLOW BANS?にチェックを入れると上のように青くなります。いくつBANするかは後々のBracketの項目でラウンド毎にBOいくつか設定できるので自動で認識し何本BANするかが決まるシステムになっていると思います。(2018/04/01未検証)
7.4. DECK FORMAT (ALLOW BANS?の右のもの)
トーナメント開始後に登録デッキがすべて公開されるか否かの設定になります。
これをOpenにしているとプレイヤーがBANを選択する際に相手のデッキの中身を見てからBANを決めることができます。(Wild Openに参加された方は分かると思います。)
7.5. DECK LOCK DATE/TIME
デッキをロックする日時を決めれます、大体試合開始時刻と同じにすると良いと思います。(チェックインとは無関係?未検証)
7.6. CHECK IN
チェックイン有の場合Enabledにしておきます。その右でチェックイン開始時間を設定します。15分、30分、60分前の3種類から選択です。
7.7. MATCH SCORE REPORTING/REQUIRE SCREENSHOTS
対戦成績の入力をAdminだけにするかAdminとプレイヤーにするかです。
スクショのアップロードを必須にすることもできます。
追加情報欄、プレイヤー登録
ADVANCE FIELDS
7.8. REGISTRAITON PARTICIPANT LIMIT
登録者の上限を設定できます。
7.9. COUNTRY FLAG ON BRACKETS
リージョンロックをかけない場合世界中からアクセスできますので、ブラケット上に参加者の国旗が出ます。
7.10. REGISTRATION REGIONS
リージョンロックの設定ができます。日本人のみにしたい場合もですが、日台戦や日韓戦などを企画したいときにも便利かと思います。
PLAYER REGISTRATOIN FIELDS
バトルタグ以外に登録を要求する欄です。
Public FieldとPrivate Fieldの設定ができ、Publicである場合公開されます。Privateは主催者のみが閲覧出来ます。
8. Brackets
Setupの事項が終わりNextを押すとトーナメントブラケットの設定に移ります。
シングル/ダブルエリミネーション、シングルラウンドロビン、シングルスイスドローの中から選択となります。
シングル/ダブルの場合
ブラケット名、開始日時、マッチ毎のチェックインとその制限時間、シングル/ダブルの選択、ブラケットサイズの設定、BOいくつかを設定します。
ブラケットサイズは12名枠で8名のみの登録となった場合などは自動的に圧縮されるので意図的にシードを作ったりは出来ません。
BOいくつかは全部まとめて設定もできますが、個別ラウンドでいくつかも細かく設定が可能です。HoHで行われたような4ヒーロー3BANのような設定も一応は可能である感じになります。
3位決定戦を行うかどうかのチェック欄もあります。
特徴としてですが、一つのトーナメントで2つ以上のブラケットに分けることも可能となっています。
また、スイスドローのタイブレイカー設定にHCT Tiebreaker設定があるため、これがブリザードからも公式認定を受けている根拠ともいえるでしょう。(※酒場のヒーロー予選でのフルルール(全英文)にタイブレイクのルールが記載されている)
9. Streams
配信があるならURLを入力する形になります。
2つ以上の登録も可能なので配信を依頼した人が数名居ても記載可能です。
10. Publish
作成したトーナメントを公開する欄です。
Publishedにすると公開されます。
Private設定にしておくと、Battlefy上で検索してもヒットしなくなり、URLを送付して招待する形になります。
反対にPublicにしておくと一般募集ということになります。
Use Join Codesにチェックを入れて、発行するJoin Code数を決めて+ADDすると登録前にJoin Codeを提出しなければ登録できない公開されているけれども招待制みたいな作りにもできます。
特別に招待するプレイヤーがいる場合や、先着募集にしていて、早い段階で登録が確認できていたものの誤ってキャンセルしてしまったプレイヤーの復旧などに使用可能です。
完了したらFinishを押してトーナメント、ブラケットを確定します。
募集前の設定は以上となります。
Invite Playersの欄にコピー可能なURLが出ますのでツイッターなどで募集しましょう。
大会ページのURLをコピーしても大丈夫です。
MANAGE
11. Participants
登録されているデッキリストやチェックイン情報の確認ができます。
デッキロック後も参加者から登録デッキを間違えたなどという際にデッキコードを送付してもらえれば編集可能と思います。(2018/04/01未検証)
チェックインしていない人や出禁の人はここで弾いたりできるとおもいます。(2018/04/01未検証)
12. Seed Brackets
参加者が固まったらトーナメントシードを撒いていきます。
複数のブラケットを用意している場合は上段部分のCHOOSE A BRACKET TO SEEDが複数出ます。
基本的にはAuto Seedで大丈夫です。
予めブラケットを確認し、SEEDナンバーを入れて南京錠マークを閉めておけばプレイヤーを固定位置に置いておくことができます。
13. ブラケットのスタート
トーナメントはブラケット毎にスタートできます。
開始前のスクリーンショットが無かったのですが、トーナメントページのBRACKETSタブに行くと主催者であれば赤枠の辺りにSTART BRACKETの赤いボタンが出ますので、スタートさせましょう。
14.その他わかっていること
Adminがトーナメントに参加するとBAN選択の画面に行くことができませんので進行に支障が出ます。
ここまでのスクリーンショットの右下に青い丸にAmazonみたいなニッコリマークがついてる部分がありますが、トーナメントをスタートするとおそらく常駐botから困ったことがあったら連絡くださいね的なチャットが来ます。本当に困っているときはBattlefy自体の開発とチャットでコミュニケーションが取れます。(英語)
運営中ANNOUNCEMENTSタブにより参加者および大会ページを見ている人にお知らせを打てます。
以上が主催者編の入門的な事項になります。
気が向いたら随時更新します。ではでは。